銀行融資伸び全国ワースト2位
大阪府で銀行貸し出しが伸び悩んでいるのだそうで、日銀や地方銀行協会のデータ集計によれば、直近10年間の貸出額の伸び率は0.6%増と全国平均である19%を大幅に下回っていて、高知県に続いて全国で2番目に低いのだそうです。
原因としては、大企業向け融資を手掛ける都銀が落ち込み、地銀の貸し出し増では補えていないようで、新たな産業を育成し、資金需要を掘り起こす取り組みに課題が残っているようですね。
この10年間で貸し出しが伸び悩んだ理由の一つとしては、都銀の取引先である大企業の本社が東京に転出したことにあるという声もあり、本社や財務機能を東京に移した大阪企業は借入先を東京の店舗に移すケースがあり、さらには関西拠点を置く資本金100億円以上の法人数は2000年の263社から半減したのだそうです。
どうやら一極集中が激しくなってきており、ますます東京にすべてが集まりすぎているようで、日本では1番目の大阪ですら、このような状況ですから、政府も何か手を打たなければなりませんよね。
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